グローバルコンプライアンスエンジン

k-ID グローバルコンプライアンスエンジンは、ゲーム内で幅広い権限に対して、検証可能な親の同意 (VPC) と規制順守を世界中で実装するための API セットです。200 以上の市場における各管轄地域で、k-ID はゲームが年齢に応じたアクセスを子供やティーン向けに調整できるようにします。これを実現するために、グローバルコンプライアンスエンジンは、特定の管轄区域におけるゲームでのプレイヤーの権限を記述した長期間有効な「セッション」を各プレイヤーに作成します。また、すべてのゲームにまたがるユニバーサルな「ファミリー構成」を提供し、子供やティーンが親にゲームやゲーム機能へのアクセス許可をリクエストするための API も含んでいます。

セッション

年齢に関係なく、すべてのプレイヤーはゲームにアクセスするために必要な長期間有効な k-ID「セッション」を取得します。このセッションには、プレイヤーがゲームをプレイしている管轄区域における権限が含まれています。子供やティーンの場合、親が権限を追加または削除したり、誕生日による年齢の変化によって、セッションが変更されることがあります。セッションは通常、ゲームによってローカルまたはクラウドストレージにキャッシュされます。また、ゲームがプレイヤーアカウントを実装している場合、セッションはゲーム内でのプレイヤーのアイデンティティに関連付けることもできます。

k-ID ファミリー構成

k-ID ファミリー構成は、保護者が子供に対するゲームやゲーム機能へのアクセス許可を管理できるように設計されています。プレイヤーの管轄区域で規制により同意が必要とされる場合に「子供」が作成されます。「保護者」は、大人が k-ID ファミリーポータルを使用して自身を認証し、子供からのアクセス要求を許可することで作成されます。保護者は、k-ID ファミリーポータル内で複数の子供に対する権限を複数のゲームにわたって管理できます。

同意チャレンジ

子供がゲームやゲーム機能へのアクセス許可を求めると、「Consent Challenge(同意チャレンジ)」が作成されます。このチャレンジは、検証済みの保護者が同意チャレンジに関連付けられると、k-ID ファミリーポータル内でアクセス要求として保護者に表示されます。同意チャレンジの ID は、/age-gate/check API から返され、ゲーム内でプレイヤーに関連付けられたローカルストレージまたはクラウドストレージに保存されるべきです。

年齢異議アピール

「年齢異議アピール」は、プレイヤーがゲーム開発者から生年月日の確認を求められた際に作成されます。これは、プレイヤーが最初に申告した年齢よりも若い可能性が示唆された場合や、プレイヤーが誤った生年月日を入力した、または年齢推定によって誤った年齢カテゴリに分類されたために異議を申し立てたい場合